Floating Static Route(フローティングスタティックルート)
フローティングスタティックルート
カテゴリ
ルーティング
難易度
中級
CCNA出題頻度
中
AD値を高く設定して、バックアップ用に待機させるスタティックルート。
わかりやすく解説
普段はOSPFで自動学習したルート(AD=110)を使ってるけど、OSPF経由のルートが消えたときだけスタティックルートを使いたい。そんなときにAD値を120とか130に設定したスタティックルートを仕込んでおく。通常はOSPF(AD=110)のほうが優先されるから、スタティックルートはルーティングテーブルに載らない。OSPFが落ちた瞬間、AD値130のスタティックルートが浮上してくる。これがフローティング(浮いてくる)の由来。冗長性を確保する定番テクニック。
たとえ話で理解する
正社員が休んだときだけ出勤する待機スタッフ。普段はシフトに名前が載らないけど、いざ欠勤が出た瞬間に即座に穴を埋めてくれる。平常時はルーティングテーブルにすら姿を見せない、頼りになる縁の下の力持ち。
現場ではどう使う?
現場ではメイン回線とバックアップ回線がある構成で定番。メイン回線にOSPFを設定し、バックアップ回線にフローティングスタティックを設定する。コストを抑えつつ冗長性を確保する、シンプルで確実な手法。
関連コマンド
ip route {network} {mask} {next-hop} {AD値}show ip routeshow ip route staticこの用語はCCNA DrillのDay 4で出題されます
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