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CCNA・技術学習

CCNAとは?未経験者が知っておくべき全知識|難易度・費用・勉強法まで


「CCNA」って検索すると、「難しい」「意味ない」「受験料高い」——不安になるワードばかり出てきます。

でも正直に言うと、これを取るかどうかで未経験からの就職がまるで変わる。業界のデータでは、取った人と取ってない人で年収に60万円近い差がつくとも言われています。

この記事では、「CCNAって何?」「自分でも取れる?」「取ったら何が変わる?」を、実際にCCNA研修を運営している立場から全部お話しします。

CCNAって何?——ネットワークエンジニアの「運転免許証」

CCNAは「Cisco Certified Network Associate」の略。世界最大のネットワーク機器メーカー・Cisco社が「この人はネットワークの基礎を理解してますよ」と認定する国際資格です。

わかりやすく言えば、ネットワークエンジニアの「運転免許証」。車を運転するのに免許がいるように、ネットワークの仕事をするなら持っておくべき証明書ということ。

受験資格はなし。年齢制限もなし。学歴も不問。誰でも受けられます。しかも世界中で通用する。日本だけの資格じゃないんです。

なぜ未経験者にCCNAが最適なのか

未経験からエンジニアを目指すとき、最大の壁は「何ができるか」を証明できないこと。履歴書にバイト経験しか書けない状態で、どうやって「自分はやれます」と伝えるか?

CCNAがあれば、面接で「ネットワークの基礎は理解しています」と言えます。業界のデータでは、CCNA取得者と未取得者で平均内定年収に約60万円の差があるとも言われています(※エージェント各社の公開情報に基づく。企業や経験により異なる)。

「他のIT資格と何が違うの?」と思いますよね。比べてみましょう。

  • ITパスポート——IT全般の常識テスト。広く浅い。正直、就職にはあまり効かない
  • 基本情報技術者——国家資格だけど年2回しか受けられない。範囲が広くて遠回りになりがち
  • CCNA——ネットワークに特化。実務に直結。好きなタイミングで受験できる

「資格なんて意味ない」と言う人もいます。でもそれは経験者の話。未経験者にとっては、自分を証明する唯一の武器です。

→ インフラエンジニアの全体像はこちら:未経験からインフラエンジニアになるには?完全ロードマップ

CCNAで何を学ぶ?——あなたの日常で例えると

「出題範囲」と聞くと身構えるかもしれませんが、全部日常生活に例えられます。しかも配点の中心は最初の3つ。ここを押さえれば8割はカバーできる。

メインの3つ——ここがCCNAの8割

① ネットワークの基本 → 「郵便の仕組み」

データが送り先に届く仕組みは、手紙が届く仕組みとほぼ同じ。宛名(IPアドレス)を書いて、郵便局(ルーター)を経由して届く。CCNAの学習はここから始まります。この「郵便の仕組み」が理解できれば、あとは応用にすぎません。

② 機器の設定 → 「カーナビの設定」

ルーターやスイッチに「このデータはこっちに送って」と道順を教える。カーナビに目的地を入力するのと同じ感覚です。CCNAの試験では、実際にこの設定を疑似体験する「シミュレーション問題」が出る。ここが配点の大きいポイント。

③ IPアドレス → 「マンションの部屋番号」

マンション全体がネットワーク。各部屋がパソコン。階ごとに分かれてるのがサブネット。IPアドレスの計算はCCNA学習で最初につまずくポイントだけど、中学の数学レベルで理解できます。

残りの3つ——出るけどメインじゃない

④ セキュリティ(家の鍵と防犯カメラ)、⑤ 無線LAN(Wi-Fiの裏側)、⑥ 自動化(手作業を機械に任せる)も出題範囲に入ってる。ただし配点の中心は①②③。④⑤⑥は基礎的な概念を押さえておけば大丈夫です。

大事なポイント。プログラミングの問題は出ません。コードが書けなくても全く問題ない。

試験は120分・100問前後。選択式と、機器の設定を疑似体験するシミュレーション問題があります。

難易度のリアル——正直、簡単ではない。でもやれる

合格率は推定40〜50%(Cisco社は非公開)。未経験者の一般的な勉強時間は200〜300時間。独学だと3〜4ヶ月かかります。育成型SES企業の集中研修なら約1.5ヶ月。

「難しい」と言われる理由を正直に書きます。

  • 範囲が広い(ネットワーク+セキュリティ+自動化まで)
  • 専門用語が多い(VLAN、OSPF、ACL……最初は暗号に見える)
  • シミュレーション問題がある(機器操作を模した記述式)
  • 時間制限が厳しい(120分で100問。1問1分ちょっと)

でも「やれる」根拠もあります。仕組みを理解すれば暗記量は半分以下になるし、模擬試験を繰り返せば時間配分は体に染みつく。

実はうちの研修講師も、最初の受験で不合格でした。原因は丸暗記。問題集の答えの番号を覚えてたけど、本番で問題の聞き方が変わったらパニックに。でも勉強法を「仕組みの理解」に切り替えてから16日で合格。あの不合格がなかったら、今の研修カリキュラムはなかったと本人は言ってます。

→ その詳細はこちら:CCNA不合格から16日で合格した話——研修講師の本音インタビュー

難しいけど、やり方次第で1.5ヶ月でも取れる。もし一人で勉強するのが不安なら、研修について相談もできます。詳しくは記事の最後で。

費用のリアル——46,860円はバイト何日分?

受験料は300米ドル(税込約46,860円)。

高い。正直そう思いますよね。時給1,100円のバイトなら約43時間分。丸3日働いてやっと稼げる金額を、試験1回で使う。でも視点を変えてみてください。この46,860円で年収が60万円変わるなら、投資としてのリターンは異常に高い。

項目独学スクール育成型SES企業
参考書・受講料3,000〜5,000円20〜60万円無料
受験料約46,860円約46,860円会社負担(0円)
合計約5万円25〜65万円0円(研修中は無給)

0円で資格が取れて就職もできる。ただし研修期間(約1.5ヶ月)は収入ゼロ。この投資判断ができるかどうかが分かれ目です。

受験は全国100箇所以上のテストセンターで、好きな日に受けられます(祝日除く月〜土)。前日まで申し込み可能で、結果はその場でわかります。

未経験者のための勉強法——3つの鉄則

鉄則1:丸暗記をやめて「仕組み」を理解する

問題集を3周すると正答率は上がる。でもそれは「3番目の選択肢が正解」と番号を覚えてるだけかもしれない。本番で問題の聞き方が変わったら太刀打ちできません。

「なぜこうなるのか」が自分の言葉で説明できたら、それは理解してる証拠。説明できなかったら、まだ暗記してるだけです。

鉄則2:AIを「自分専用の家庭教師」にする

わからないことをChatGPTやGeminiにそのまま聞く。コツは「自分の生活に近い例え」を頼むこと。「サブネットマスクを、マンションの部屋番号に例えて教えて」って聞くと、教科書を読んでチンプンカンプンだったことが5分で腑に落ちます。

うちの研修でもAIの使い方を最初に教えてます。現場に出てからも、新しい技術を学ぶときにAIが使える人は成長が早い。研修中に「AIへの聞き方」を身につけておくと一生モノのスキルになります。

鉄則3:「読む」より「思い出す」練習を繰り返す

テキストをじっと読む時間を減らしてください。代わりに、クイズ形式で「問題を見たら、選択肢を見る前にまず自分の頭から答えを引っ張り出す」練習をひたすら繰り返す。答え合わせのときに「なぜこれが正解か」を心の中で説明する。正答率95%を超えるまで繰り返したら「本番GO」です。

具体的なおすすめ教材や学習スケジュールの組み方は、別記事で詳しくまとめる予定です。

取得後のキャリア——CCNAがあると何が変わる

CCNAを取ると、就職先の選択肢が一気に広がります。SES企業、SIer(システム構築会社)、社内SE(企業のIT部門)など。年収は300〜350万円からスタート。

CCNPやクラウド資格(AWS SAA等)を追加すると、キャリアの加速度が変わります。CCNAはゴールじゃなくスタート。でもこのスタートラインに立てるかどうかで、3年後の景色がまるで違う。

→ 年収を上げる具体的な方法はこちら:インフラエンジニアの年収を上げる3つの方法

→ 資格手当の相場と会社の選び方:IT資格手当がもらえる会社の見つけ方

バイトの履歴書には書けなかったけど、CCNAを取った履歴書は全く別のもの。面接官の反応が変わる。自分に自信がつく。正直、それが一番大きいです。

→ ロードマップの全体像はこちら:未経験からインフラエンジニアになるには?完全ロードマップ

→ キャリアパスの詳細はこちら:インフラエンジニアのキャリアパスを全部見せます

まとめ——CCNAは「変わりたい」を形にする最初の武器

  • CCNAはネットワークの国際資格。未経験でも受験できる
  • 合格率40〜50%。簡単ではないが、仕組みを理解すれば取れる
  • 独学なら3〜4ヶ月・約5万円。育成型SES企業の研修なら1.5ヶ月・0円
  • 取れば年収・キャリア・自信が変わる

やることはシンプルです。勉強を始めるか、研修がある会社を探すか。

「変わりたい」と思った日から、人生は動き始める。CCNAの勉強を始めた日が、振り返ったときに「あの日がターニングポイントだった」と思える日になります。

CCNAについてもっと詳しく聞きたい方、研修の内容を知りたい方は、LINEで気軽に相談してください。面接じゃないので、「こんなこと聞いていいのかな」くらいの内容で大丈夫です。


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村上悠司

村上悠司(むらかみ ゆうじ)

株式会社キャリアハブ 代表取締役。外資系IT企業でのセールス経験約10年を経て、未経験エンジニアの育成・派遣に特化したSES企業を設立。

「ちょっと話を聞いてみたい」——それだけで大丈夫です。

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