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エンジニアの働き方

未経験からインフラエンジニアになるには?完全ロードマップ


コンビニのレジを打ちながら、ふと考える。「このまま30歳になるのか?」

そう思ったことがある人に向けて、この記事を書きました。

転職サイトを開いてみたけど、情報が多すぎてどこから手をつければいいかわからない。スクールの広告ばかり出てくる。

この記事は、実際に未経験者をエンジニアに育てている会社の人間が、売り込みなしで書いたロードマップです。最後まで読めば、「何から始めればいいか」がはっきり見えます。

そもそもインフラエンジニアって何?

建物で例えるとわかりやすいです。

Webサイトやアプリには、画面のデザインを作る人、裏側の仕組みを作る人がいます。インフラエンジニアは、その建物が建つための基礎工事と配管を担当する人です。

具体的に扱うのは、ネットワーク(データが行き来する通信の道)とサーバー(データを保管する倉庫のようなコンピューター)。

あなたがスマホでYouTubeを見れるのも、インフラエンジニアが通信の道とデータの倉庫をつくってくれてるからです。

そして一番大事なポイント。プログラミングは基本やりません。コードが苦手でも関係ない。機器に設定を入れたり、ネットワークの状態を確認したりする仕事が中心です。

→ エンジニアの種類をもっと詳しく知りたい方は:ITエンジニアってどんな仕事? 種類と選び方をゼロから解説

未経験でもなれる。ただし「誰でも楽になれる」は嘘

結論から言うと、未経験でもインフラエンジニアにはなれます。理由はシンプルで、エンジニアが足りなさすぎるからです。

経済産業省の試算では、2030年に最大79万人のIT人材が不足すると言われています。企業は未経験でも採りたい。でも「誰でも楽に」は嘘です。

年齢の現実を正直に書きます。

  • 23〜27歳——一番有利。企業も長期育成を前提に採用してくれる
  • 28〜30前半——ハードルは上がるけど、資格があればカバーできる
  • 35歳以降——未経験からは正直かなり厳しい。不可能ではないが覚悟がいる

もう一つ知っておいてほしいのは、「未経験歓迎」の求人にも2種類あるということ。

ちゃんと育ててくれる会社は、研修→資格取得→段階的にスキルアップという流れがある。一方で、1週間の座学だけ→いきなり監視業務に放り込む→スキルがつかない→辞める、という会社も残念ながら存在します。

見分け方は、この記事の後半で詳しく書きます。

正直、楽な道ではない。でも1.5ヶ月で人生は変えられる

インフラエンジニアになるルートは、大きく3つあります。

項目独学ITスクール育成型SES企業
費用数千円20〜60万円無料
期間3〜6ヶ月2〜4ヶ月約1.5ヶ月
資格取得自力で受験サポートあり研修内で取得
就職自力で探す紹介ありそのまま正社員
挫折率高い低い

スクールに数十万払わなくても、育成型SES企業なら無料で資格が取れて、そのまま就職できます。ただしデメリットもあって、研修中は正社員ではないので給料は出ません。その1.5ヶ月を「投資」と捉えられるかどうかがカギです。

→ CCNAについて詳しく知りたい方はこちら:CCNAとは?未経験者が知っておくべき全知識

「育成型SES企業」って何?と思った方もいると思います。簡単に言うと、未経験者を自社で研修して資格を取らせてからエンジニアとして派遣する会社のことです。この選択肢が気になった方は、記事の最後で少しだけ紹介しています。

0日目〜180日目のリアルな道のり

ここからは具体的なロードマップです。「何を、いつまでに、どうやるか」をSTEP形式でまとめました。

未経験→インフラエンジニア 6ステップ

1

0〜14日目

ネットの仕組みを知る

2

15〜28日目

機器の設定を学ぶ

3

29〜45日目

模擬試験→CCNA受験

4

46〜60日目

現場に出る準備

5

61〜120日目

現場で運用保守スタート

6

121〜180日目〜

構築・設計へステップアップ

STEP1(0〜14日目):ネットの仕組みを知る

「パソコンがインターネットにつながる仕組み」を基礎から学びます。2進数(コンピュータが使う数え方)、IPアドレス(ネット上の住所)、TCP/IP(通信のルール)。難しそうに聞こえるけど、中学の数学レベルで理解できる内容です。

STEP2(15〜28日目):機器の設定を学ぶ

ルーター(通信の交差点)やスイッチ(通信の分岐器)に設定を入れる練習をします。VLAN(ネットワークを区切る技術)やルーティング(データの道順を決める技術)など、実際の仕事で使う技術をシミュレーターで手を動かしながら覚えます。

STEP3(29〜45日目):模擬試験→CCNA受験

ひたすら問題を解くフェーズです。350問以上の問題集を、正答率95%になるまで繰り返す。最初は3割しか取れなくて絶望します。でも毎日やれば、2週間で8割を超えます。

実際に、うちの研修講師も最初の受験では不合格でした。でも勉強法を変えて16日後に合格しています。丸暗記じゃなくて「仕組みを理解する」ことが大事だと、身をもって学んだそうです。

→ その詳細はこちら:CCNA不合格から16日で合格した話——研修講師の本音インタビュー

STEP4(46〜60日目):現場に出る準備

ビジネスマナー、メールの書き方、報連相の基本。地味だけど超大事です。技術だけできても現場では通用しません。社会人としての基本ができていることが大前提なんです。

STEP5(61〜120日目):現場で運用保守からスタート

最初の仕事は「監視」です。サーバーやネットワークが正常に動いてるか見守って、異常があれば手順書に沿って対応する。正直、最初は地味です。でもこの時期に基礎を固めた人が、次のステップに進めます。

STEP6(121〜180日目〜):構築・設計へステップアップ

運用保守で経験を積んだら、ネットワークやサーバーを「つくる」仕事に移行します。ここまで来ると年収も上がり始めて、キャリアの選択肢が一気に広がります。

→ その先のキャリアパスはこちら:インフラエンジニアのキャリアパスを全部見せます

向いてる人・向いてない人——正直に言います

向いてる人

  • 決まった手順を丁寧にこなせる人(料理のレシピ通りに作れるタイプ)
  • 「なんでこうなるんだろう?」と原因を探るのが苦にならない人
  • コツコツ積み上げることに達成感を感じる人
  • 1人で黙々と作業するのが嫌じゃない人

向いてない人(これも正直に)

  • 毎日違うことをやりたい人(インフラは安定稼働が仕事。変化より安定が求められる)
  • すぐ目に見える成果がほしい人(Webアプリみたいに「作った!」感は薄い)
  • チャットやメールでの報告が苦手な人(現場ではテキストのやりとりが多い)

「向いてないかも」と思っても大丈夫です。最初は誰でもそう思います。大事なのは適性より「やってみる覚悟」です。

入る会社で人生が変わる。見るべき3つのポイント

① 研修の中身を公開しているか

「研修あり」とだけ書いてる会社は要注意です。何日間で、何を教えてくれるのか。カリキュラムを具体的に見せてくれる会社は信用できます。見せてくれない会社は、研修の中身がスカスカな可能性があります。

② 配属後にフォローがあるか

SES(客先常駐)は配属されたら基本1人です。そこで放置されると、孤独で辞めたくなる。定期面談、帰社日(会社に戻って仲間と会える日)、相談窓口があるか確認してください。

③ キャリアパスが明示されているか

「運用→構築→設計」のステップアップの道筋が見えるかどうか。面接で「3年後にどうなれますか?」と聞いてみてください。答えられない会社は危ないです。

→ SES企業の選び方をもっと詳しく:SESって何?「やめとけ」って本当? 未経験者の疑問にぜんぶ答えます

気になる年収のリアル

初任給の明細を見たとき、正直「少ない」と思うかもしれません。でも1年前の自分を思い出してください。

  • 未経験1年目:年収300〜350万円(月収25〜30万円くらい)
    正直、最初は高くないです。でもフリーターで月15万だった頃と比べてどうですか?
  • 3年目(構築に入れた場合):年収350〜450万円
    ここまで来ると、同級生にも胸を張れる年収になってきます。
  • 5年目(設計・PM):年収450〜600万円
    スキルが積み上がるほど年収も上がる。時給で頭打ちになるバイトとは構造が違います。

→ 年収の詳しい内訳やSESの単価の仕組みはこちら:インフラエンジニアの年収リアル|未経験1年目から5年目まで正直に公開

この記事を読んだあなたがやるべき、たった1つのこと

ロードマップは見えたはずです。あとは動くだけ。

「調べること」はもう十分やりました。次は「やること」のフェーズです。

やるべきことはシンプルで、CCNAの勉強を始めるか、育成してくれる会社を探すか。どちらかです。

どこから始めればいいかわからなければ、LINEで相談もできます。面接じゃないので、「こんなこと聞いていいのかな」くらいの内容で大丈夫です。


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村上悠司

村上悠司(むらかみ ゆうじ)

株式会社キャリアハブ 代表取締役。外資系IT企業でのセールス経験約10年を経て、未経験エンジニアの育成・派遣に特化したSES企業を設立。

「ちょっと話を聞いてみたい」——それだけで大丈夫です。

キャリアハブは、未経験からインフラエンジニアを目指すあなたを全力でサポートします。

面接ではありません。気軽にどうぞ。

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