IT転職の面接対策|聞かれる質問と答え方を採用側が教える
IT企業の面接を受ける。正直、怖い。「なんでフリーターやってたんですか?」って聞かれたら何て答えよう。
この記事では、実際に未経験者を面接してる側の人間が、聞く質問と「この答えなら受かる」パターンを全部見せます。
IT面接で100%聞かれる5つの質問
- 「なぜフリーターをしていたのですか?」
- 「なぜIT業界を選んだのですか?」
- 「プログラミングやITの勉強はしていますか?」
- 「入社後にどうなりたいですか?」
- 「何か質問はありますか?(逆質問)」
この5つは聞かない会社がないレベル。準備しない理由がない。1つずつ、NG回答とOK回答を見せます。
質問①「なんでフリーターだったの?」——正直に。でも「過去→現在→未来」で語れ
NG
「特に理由はなくて…」「就活がうまくいかなくて…」→ 後ろ向き。面接官は「また同じこと繰り返すのでは」と思う
OK
「大学卒業時にやりたいことが見つからず、アルバイトをしながら模索していました。この1年でIT業界に興味を持ち、自分の手でキャリアを作り直したいと思い応募しました」
ポイントは過去→現在→未来の3ステップ。過去(フリーターだった理由を正直に)→ 現在(IT業界に興味を持ったきっかけ)→ 未来(ここでどう成長したいか)。面接官が見てるのは「フリーターだった理由」じゃなくて「そこから動き出した理由」です。
嘘は絶対つくな。「海外留学してました」「起業準備してました」——聞こえはいいけど、深掘りされたら破綻する。面接官は何百人も面接してるプロ。取り繕った話はだいたいバレます。正直に話したほうが、「この人は誠実だな」と思ってもらえる。
質問②「なぜIT?」——「なんとなく」はNG。1つだけ具体的な理由を持て
「将来性がありそうだから」「手に職をつけたいから」——間違ってないけど、誰でも言える。印象に残らない。
OKパターン:「バイト先のレジシステムが入れ替わったとき、裏側の仕組みに興味を持った。調べていくうちにインフラエンジニアという仕事を知り、ネットワークの仕組みを学ぶことが面白いと感じた」
「IT」じゃなくて「インフラエンジニア」まで具体化できると、面接官は「ちゃんと調べてるな」と思う。完璧な答えじゃなくていい。自分の言葉で、自分の体験から語れるかが大事です。
ちなみに「AIが流行ってるから」「プログラミングが儲かりそうだから」で応募してくる人も多いけど、インフラエンジニアの面接でそれを言うと「うちの仕事のこと調べてないな」と思われる。インフラエンジニアはプログラミングが中心じゃない。面接を受ける会社の事業内容と、自分が目指す職種の違いは最低限把握してから臨んでください。
質問③「勉強してる?」——ここが合否を分ける最大のポイント
正直に言う。この質問の答えで合否の8割が決まります。
「何もしてません」→ ほぼ不採用。「やりたい」と「やってる」の間には、東京タワーと富士山くらいの差がある。
「CCNAの勉強を始めてます」「Ping-tの問題を解いてます」「YouTubeでネットワーク入門の動画を見てます」——これだけで圧倒的に有利。深い知識は不要。「行動してるかどうか」を見てるんです。
今日からCCNAの教科書を1ページ読むだけでも、面接で言える材料になる。「まだ始めたばかりで、2進数の変換を勉強してます」——たったこれだけの一言が、「何もしてません」と天地の差になる。
もし面接まで1週間あるなら、Ping-t(無料のWeb問題集)でCCNAの問題を10問解いてみてほしい。それだけで「Ping-tで問題を解いてます。正答率はまだ低いですが、毎日少しずつ進めてます」と言える。面接官の目の色が変わるのを保証します。
→ 勉強法はこちら:CCNA独学は可能?必要な期間と挫折しない勉強法
面接が不安なら、模擬面接やりましょう。LINEで予約できます。記事の最後で相談方法を紹介しています。
質問④⑤「入社後のビジョン」と「逆質問」
ビジョンの答え方:「3年後に構築や設計の仕事ができるようになりたい」レベルでOK。キャリアパスを調べてあることが伝わればいい。
→ キャリアパスの全体像:インフラエンジニアのキャリアパスを全部見せます
逆質問:「特にありません」は絶対ダメ。最低2つ用意してください。
- 「研修のカリキュラムを具体的に教えてください」
- 「案件が決まるまでの待機期間、どう過ごしますか?」
- 「配属後のフォロー体制はどうなっていますか?」
→ 逆質問リストはこちら:SES企業の面接で確認すべき5つの質問
面接当日の基本——ここをミスると中身以前に落ちる
- スーツで行け。私服OKの会社でも。未経験者が私服で面接に行くメリットはゼロ。「カジュアルでいいって書いてあったから」——それはある程度の経験者向けのメッセージ
- 10分前到着。5分前だとギリギリ感が出る。10分前に着いて、ロビーで呼吸を整える。遅刻は論外。電車遅延は言い訳にならない。余裕を持って出ろ
- 背筋を伸ばして、目を見て話す。猫背で下を向いて話す人は「自信がなさそう」に見える。緊張するのは当然。でも姿勢だけは意識すればすぐ変えられる
- オンラインの場合。背景は白壁か無地。照明は顔の正面から。マイクテストは事前に。カメラ目線で話す(画面の相手の顔を見ると、相手からは下を向いてるように見える)
まとめ——面接は「すごい人」を探す場じゃない
面接官が求めてるのは完璧な答えじゃない。「この人は入社後に成長するか」を見てるだけです。
- フリーター期間は正直に。でも「過去→現在→未来」で語れ
- 勉強してるかが最大の分岐点。今日1ページ読むだけで話せる材料になる
- 逆質問は最低2つ用意。「特にありません」は論外
- 練習は声に出してやれ。頭の中のシミュレーションだけじゃ本番で出てこない
面接対策も、キャリアの相談も。一人で抱え込まなくていい。
→ IT転職の全体像はこちら:IT業界に転職できる?現実と最短ルートを正直に解説
あわせて読みたい
IT ENGINEER APTITUDE
ITエンジニア適性診断
自分が IT エンジニアに向いているか、30 秒でわかる。 厚労省データに基づく年収レンジつき。

村上悠司(むらかみ ゆうじ)
株式会社キャリアハブ 代表取締役。外資系IT企業でのセールス経験約10年を経て、未経験エンジニアの育成・派遣に特化したSES企業を設立。